苗を増やす「増苗」の作業を行っています。
「さし木・接ぎ木」などの方法で。
挿し木は昨秋採取した枝を低温保存しておきこの時期にポットにさしていきます。
接ぎ木は台木にさし木と同様に昨秋採取した穂木を接いでいきます。
「アルバローズ」の場合は成功率がすごく低いといわれておりますし、実際成功率は中々厳しいものがあります。
特に挿し木は成功率が低いです。1本も根がつかないこともあるということを窺ったことがあります。
昨年から、弊社は接ぎ木を主体に増苗作業に取り組んでおります。
専門家でも色々見解はあるようで「簡単です!」という先生たちもいらっしゃいます。
気温・場所・湿度・日照などいろいろな条件が重なって確立が上がっていくのでしょうがそこのスポットを見つけるのは
至難の業のように感じます。
色々な分野の方たちが色々な情報をご提供してくださり、色々な方法や技術の改良や工夫で成果を観察しております。
そして絶対大事な事として挿し木・接ぎ木したポットの「苗」に毎日お声掛けをすることです。
「おはよう!」「寒くなかった?」「しっかり発根してね(*^-^*)」「暖かくなって発根したら外に出てお日様の光をいっぱい浴びようね」
生き物だから絶対にコミュニケーションが必要だし、「愛情」は伝わると信じています。
優しい、穏やかな気持ちで作業に携われば必ず報いてくれると・・・
殺伐とした気持ちで作業をすれば「枯れてしまう・・・」そう信じて毎朝お話をしています。
今年はどれだけがその愛情に応えてくれることか・・・
楽しみやら不安やら・・・です。